結婚式でのスピーチなのに、自分を「オレ」と言う、新郎新婦を「お前」と呼ぶ。
これら乱雑な表現は控えましょう。
とくに社長や上司の、主賓の立場である場合は気をつけるべきです。
自分は、会社を代表してスピーチしているのだと自覚しましょう。
そのほか、いわゆる「いい大人」が乱雑な言葉遣いをするのは論外ですが、判断に迷うのは、友人代表、それも比較的若年層の友人代表の場合ですね。
大切な友達の晴れの大舞台。
「普通のスピーチじゃつまらない。おもしろいものにしたい!」
という気持ちは分かりますが、場をわきまえ、最低限の礼儀礼節は押さえること。
ファミレスで話しているわけではないのですから。
だからといって、かしこまった内容のみに留めてしまうのも、それはそれでもったいない気がします。失礼のない範囲で、おもしろエピソードなどを盛り込んでもよいでしょう。
スピーチに限りませんが、加減が大切ですね。
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