結婚式で、誰しも「いいスピーチにしたいなぁ」と思うのではないでしょうか。
じゃあ、「いいスピーチ」とはどんなものなのでしょうか?
まずは、あなたの役割を考えてみましょう。
あなたはどんな立場で出席されるのですか?
主賓として、友人代表として…etc。
立場にかかわらず、あなたの役割は、結婚する当事者、つまり、「新郎・新婦をお祝いする」ことです。ですから、いいスピーチとは、祝う気持ちがしっかりこもったものをいうのです。
新郎・新婦から依頼されると、
「立派な言葉を述べなきゃいけないんだろうか」
「カッコイイ表現をしないといけないんだろうか」
などと考えます。
もちろん、立派な内容に越したことはありませんし、カッコイイ表現を用いた方が「スゴイ!」と感心されるでしょう。
そういったことも大切ですが、それはあくまで枝葉の部分。優先順位の一番ではありません。
一番は、心のこもった「おめでとうの気持ち」を届けること。
これに勝るものはありません。
大事なことなので、もう一度言います。
お祝いの気持ちのこもった、まっすぐ、ど真ん中ストレートのスピーチこそ最もよいものなのです。効率化スピード化している社会のなかで、あえて泥くさくまっすぐに「おめでとう」と言うほうが心に響きますし、今後、あなたと新郎・新婦との関係をより強くするものになります。
立派な言葉、カッコイイ表現など、体裁はとりあえず置いておいて、「祝う気持ち」を前面に出しましょう。
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